日大生産工学部建築工学科

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亀井 靖子 准教授

亀井 靖子 准教授

専門 建築計画
研究テーマ 住宅計画全般、近現代建築の維持保存・記録(DOCOMOMO)、和室の世界遺産的価値
主な担当授業科目 住居学、建築維持保全、建築設計
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出身地 東京都新宿区
趣味 散歩、国際交流、一日一ツイート、茶道

先生への質問

現在の研究分野について教えてください。

「快適に永く住む」そのためにはどのようなことが大切なのでしょうか?それを見つけるために、住宅のプラン、街並み計画、コミュニティ、維持管理、居住者意識・・・など、ソフト面から調査研究を行っています。今までの研究では、住宅の増改築がどういったサイクルでどういった理由で行われているのか、居住者の街並みに対する意識向上はどういった理由で起こるのかなどを明らかにしてきました。こうしたことから“快適に永く住むためのヒント”が少しでも得られればと思っています。

日本に興味があります。
日本建築は、グローバリズムの波に飲み込まれつつも不思議な日本らしさを持っています。
日本のモダニズム建築も、西欧の影響を受けつつも日本らしさを生かした建築が多いことが特徴です。
(例えば、丹下健三の代々木体育館/香川県庁舎など)
住まいを軸に「日本・日本人の生活」の特徴・価値(守り・継承すべきもの)を明らかにすることで、日本の街並や景観が守られていけばと考えます。

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卒業研究について

卒業研究とは・・・
①問題を見つけ、②解決するためのアプローチ方法を考え、③少しでも解決の方向へ導き、④その過程を人にわかるように伝える。この一連の作業を半年~1年かけて学びます。大卒の意味、それがここで培われると思っています。
前向きに論文・設計に取り組み、自信を持って粘り強く、そして最終的には研究を楽しんで欲しいと思います。

令和3年度はドコモモ国際学生スクールのテーマ(代官山ヒルサイドテラス:槇文彦)をメインに進めます。
それに伴い、旧朝倉邸の現地測定調査(3D画像作成や紹介動画作成)を亀井研全体で行う予定です。
(3D画像作成については、その内容を論文にすることもできます。参照・協力:クモノスコーポレーション)

2021年度亀井研の研究テーマ(今年は「代官山」一本の予定)
代官山ヒルサイドテラスを中心とした、代官山の魅力に関する研究
・旧朝倉邸の空間構成に関する研究(例:代官山ヒルサイドテラスF棟との空間構成の比較)
・旧山手通りの透過性に関する研究(例:代官山ヒルサイドテラスとその周辺…小田嶋さんの継続研究)
・代官山ヒルサイドテラスに関する論文に見る代官山の魅力に関する研究

7月26日~8月4日のドコモモ国際学生スクールに応募・参加(自費:1万円程度)ください。
授業はすべて英語での進行です。海外に行かずに海外の授業を体験できるいい機会と思います。
日本の他大学の先生、TUデルフトをはじめとした海外の先生のレクチャーを受けることが出来る他、
海外の大学の先生(ポルトガル・オランダ・イタリア・アメリカ・アルゼンチン等)の設計指導も受けることができます。
(定員をオーバーした場合、選抜があります。)

卒研着手第1次選考のための面談実施:1月25日(月)10時20分~11時
「宮脇賞」の運営について、学生目線の意見をまとめてきてください。
また、ハイブリッド型授業についてや、授業以外の活動、コロナ禍で大学に期待することなどについても意見を聞きたいと思っています。
次年度の居住コースの全学年の授業方針にできる限り反映させたいと思っています。
亀井研に関する質問も面談時に受け付けます。令和3年度は、週に1回研究室でゼミを行う予定(対面)です。

なお、「建築維持保全」の授業に関する動画・課題を後日(1月25日を予定)配信します。
亀井研に所属希望学生については、視聴の上、レポートを書いてもらう予定です。

卒研・卒論の内容、4年生の過ごし方については、上記以外についても相談に乗ります。
配属が決まった後、改めて個人面談も行う予定です。
大学院への進学も含め3年間かけてじっくり研究したい学生がいたら相談ください。

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ゼミナールについて

ゼミナールA
槇文彦他「見えがくれする都市」の輪読

ゼミナールB
未定

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建築の道・現在の専門分野に進んだ理由を教えてください。

中学校の時の友達のお母様が建築家で、スキー旅行に一緒に行ったときに車窓から見えた住宅を指して、「これ、私が設計したの」とおっしゃったのがとても印象に残っており、それ以来“建築家”というものに漠然と憧れを持ちました。でもよく考えると、エンジニアの父が家で図面を引いており、母が書道・華道・茶道を自宅で教えており、なんとなく「図面+日本文化+教育=建築の先生」だったのかもしれません。

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どんな大学生でしたか。

建築学生としては、友達と表参道のオシャレなショップを覗いたり、建築の展覧会に行ったりしていました。
大学生としては、バックパックで一人旅をしたり、サークル(テニス・ミュージカル)に参加したり、バイト(レストラン・塾講など)をしたりして、自分の時間を存分に楽しんでいました。とにかく、いろんなことに興味を持ち、何かに取り組んでいた気がします。

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現職に就かれるまでの経歴について教えてください。

新しいことを学ぶこと、人からいろいろ教わること、人の経験や考えを聞くことが好きで、正直、教える立場・人に自分の経験や考えを話す立場になったときは戸惑いました。でも、誰よりも多く授業や講義を聴いていると思うので、その経験を生かした授業をしたいと思っています。
また、自分が経験から学んだこと(宮脇先生のことや海外経験など)について、多くの学生にしっかりと伝えたいと思っています。

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教育において、どんなことを重視していますか。

学生たちが何かに夢中になって、それを楽しそうに話してくれるのが至極の喜びです。
もし、やりたいことがなくても、先生や友達とその時々の時間を気楽に過ごしてください。
最初は苦手だったり、面白くなかったりしたことが、いつの日か楽しいことに変わっていることに気づくでしょう。

卒業研究ではそれぞれの学生の能力を伸ばすことに力を入れたいと思っています。
そのために、できりだけ学生の声に耳を傾け、接したいと思っています。
そして、時には優しく、時には厳しく指導したいとも思っています。
最終的には、学生たちが世界でも活躍できるように、仕事への取り組み方や立ち振る舞いについても指導できたら最高ですね。

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ご趣味について教えてください。

様々な分野で活躍している人と会い、いろいろな経験談を聞くこと。
その時に美味しいお食事も一緒だったら最高です。
国際交流には特別な思い入れがあり、日本では思いつかないような考え方や生き方に触れると嬉しくなります。
でも、海外の人と交流するには自分もそれなりに日本のことを理解していないと楽しめないので、
そのための努力をしようといつも心がけています。
最近は、日本の文化の集大成と言っても過言ではない「茶道」に興味があり、少しずつでも学んでいきたいと思っています。
また、一時習っていた乗馬に未練があり、暇を作ってまた通えらたらいいなと思っています。

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建築を志望している学生や在学生へのメッセージをお願いします。

建築関係の仕事は人の命を預かる仕事なのでとても責任のある仕事です。
したがって、大学での課題や授業も大変です。甘い気持ちで大学に入ると、つらい日々が待っているでしょう。
でも!「クリエイティブな仕事」で、「あらゆる分野と関係のある仕事」で、「バラエティに富んだ職種から自分に合った職種を選べる仕事」でもあります。
建築の学生は名前の通り建築的な考えを持っています。
いろいろなことに興味を持って、ポジティブに大学生活を楽しんでください。
そして、将来どんな道に進んでも、豊かな空間を周りの人々に提供欲しいと思います。
花一輪飾るだけでも、ゴミ一つ拾うだけでも、空間の豊かさ・心の豊かさが変わることを皆さんなら分かっているはずです。

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